2007年3月14日水曜日

Second Lifeは日本では流行らない?

Second Life "不"人気、7つの理由

 Second Lifeはここんとこ、日本人にウケないって感じで叩かれている。僕はSecond Lifeを最初見た時には直感的にものすごい可能性を感じたし、実際に参加してみて、ますますその思いは強くなった。このギャップはどこから来るんだろう?

3D仮想世界に対する二つの見方
 僕の考えでは、これはSecond Life(=3D仮想世界)に対する、全く異なる2つの視点がギャップを生んでいるんだと思う。Second Lifeが日本で流行らない、というような論調は、Second Lifeでの直近の楽しみ方、つまり「今のSecond Life」が楽しいかどうかについて話している。そして一方僕はといえば、Second Life自体が今楽しいかどうかではなく、Second Lifeが持っているものすごい可能性に惹かれまくりながら話をしている。

Second LifeはSNSではない
 Second Lifeはmixiや動物の森のようなSNSに類するものではなく、3Dコミュニケーションのインフラストラクチャで、Second Life自体がおもしろいとかおもしろくないとかはない。Webが登場した頃を覚えている人であればよくわかると思うが、Webはそれ自体ではおもしろくもなんともない。実際、初期にはめぼしいサービスがなく、少数のコミュニティが内輪話をしているのが目につく程度で、新規参入者からすると、知り合いとEMailを送信しあう以外には何をしていいかわからないようなサービスだった。

 Webはその後、そのインフラの上に色んなサービスが構築されていくことでどんどんおもしろくなっていった。Second Lifeも同様に、Second Lifeというインフラ上にどんどんアプリケーションが構築されていくことでおもしろくなっていくサービスなのだ。


Second Lifeの現状
 今のSecond Lifeは、自分で楽しみ方を探す必要があり、当面はコミュニケーションくらいしか楽しみ方がなさそうなので(Webと同じだ)、やってみて今楽しいとはとても思えないのはよくわかる。絵も日本人向きじゃないし、日本人は少ないし、何をするにしろお金はかかる。お金がかかるのを気にしないといっている人はたくさんいるけど、これは致命的なマイナス点だとは思う。
(ただ、お金を使わないまま楽しめるアプリケーションが開発されるのは時間の問題で、この点はそこまで大きなマイナスにはならないんじゃないかと個人的には思っている。これも、Webと同じ。)

Second Lifeに足りないもの
 まずは、リアルでもなく、既存のテキストベースコミュニケーションでもない、中間ぐらいのコミュニケーションインフラになることを期待している。IBMのように、距離を超えてリアルに近い感覚で会議するだとか、半リアルなオフ会(もうなんだかよくわからないが)を開催したりだとか。こういう使い方をする時に重要なのが、既存のインフラとの連携だ。Second Lifeの世界にどっぷり浸かっていないと使えないというのは、色んな使い方をする上で制約になる。Lingrもそうだったけど、まずは外部世界(典型的にはやっぱりデスクトップ…とか、既存のWeb世界)とSecond Lifeを結びつけるいけてる仕組みが必要だろう。ってか希望する。今のままだと職場でSecond Lifeなんて絶対使えないし。

 それに加えて必須なのは、Web上でのGoogleのように、拡散しまくっている情報を検索する仕組みだ。Second Lifeより先に、最低限のインフラとアプリケーションをそろえる3D仮想世界が出てくれば、そっちがデファクトになるかもしれない。

 アプリケーションが充実する兆しは、こんなところにもある。って、懸賞金出さなくてもどんどん生まれてるだろうし、そうでないとダメだろうけど。

「Second Life ビジネス・デザインコンテスト」受賞作品が決定

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